Ontrack Now
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■■ ■ ■ 豆知識 Vol.02-03
■ ■ ■ ■ ■転ばぬ先の杖/バックアップ法
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=============================================================2004.03.22=========
個人で作成するデータの保護はやはり自身で考えるべきでしょう。 共有サーバーを用意
しておられる企業もありますが、この管理が果たして行われていたのか?というケースに
少なからず出会います。
バックアップの問題が解決してしまえば、私共の商売はアガッタリになってしまう訳です
が、それほど大上段に振りかぶらずとも行えるバックアップについて参考迄という事で
ご紹介致しましょう。
【バックアップ用ハードウェア】
1. 外付けHDD装置やLANアタッチドドライブを増設する
・ 既に市販のHDD装置も3万程度で160GBのものが入手出来る時代です。
また、NAS型のものであれば何方かのPCパワーを殺ぐ事もなく済みます。
2. CF等のメモリーカード媒体若しくはUSBメモリーを使用する。
・ 128〜512MB程度迄であれば持ち歩きにも神経を使わずに済みますので
ベストではないでしょうか。 USBものがCFよりも安くなっていますが、
PCMCIAカード+CF/xDがお奨めでしょうか。 バイブルサイズ等の
ビジネス手帳をお使いの方はこのポケットに入りますので紛失や破損の
可能性が減ります。
只、今後のセキュリティ管理/危機管理を考えますと企業内へのこれらの
持込みは早晩禁止される事になるでしょうが。
3. モービルユーザーの場合は、東芝の2/5GBのMobile Diskが使える
でしょう。 マイクロドライブは耐Gから??です。
4. 各自のPCの空きを相互利用する。
皆様のPCのハードディスク容量も20GB以上になって来ている事と
思います。 区画を2つに分けるか、共有フォルダを相互に持ち合うかで
お仲間内の何方かのPCとクロスバックアップを取るのが最も廉価な方法で
しょう。 昼休みに同期を取れば喪失リスクは半日になります。
【バックアップ用ソフトウェア】
OSにもバックアップ機能はついておりますし、市販の高級なバックアップソフトも
ありますが、フリーウェア/シェアウェアにも使い勝手の優れたものが存在します。
個人レベルや2〜30人レベルの課、部迄のバックアップであれば、これらを組み合わせ
ればそれなりのバックアップを行う事が出来ます。
Vectorのダウンロード>Windows95/98/Me>ユーティリティ>バックアップで
ご自身のスタイルに合ったバックアップソフトをお探しになると良いでしょう。
ちなみに編集子は以下のソフトをもうかれこれ5年?位使い続けていますが、
殆どはこれで用が足りています。
・ RealSync ドライブ/フォルダを指定してバッチが組めますので
(フリーウェア) 複数のマシンのフォルダを一気にバックアップする事も
できます。
・ Disk Mirroring Tool32 for Backup
(¥1,000−) フォルダ単位の同期/複製を複数バターン登録出来、
日によってバックアップを取るものを変える必要がある
場合にどうでしょうか。 ちょっと苦労すればバッチも
組める様です。
・ File Sync このソフトは英国製ですが、日本語環境でもまず
(US$ 15) 使用可能です。 ただ、時折フォルダ/ファイルを認識
してくれない事がありますので、最初に確認は必要
でしょう。
デュアルペイン型で指定ドライブ/フォルダのバイナリ
比較を行う事も可能です。 双方の違いをまず表示し、
差分を削除したり、コピーしたりという操作を行う事が
出来ます。
URL: http://www.fileware.com/index.htm を参照して下さい。
【バックアップの考え方−構成・媒体について】
個人のPC ━━┓
┃
・ ┃ ┏━個人のPC
・ ━LAN━╋━専用のファイルサーバー━>TAPE
・ ┃ ┗━NAS(Network Attached Server)
┃
個人のPC ━━┛
┃ 容量 信頼度
┣━CD−R/RW 700M 書込みミス/経時劣化あり
┃ 保管4年で2/12読めず
┣━DVD-R/RW/RAM 〜4.7GB CD−Rより書込み遅い
┃ 大容量ファイル専用?
┣━MO 〜1.3GB ランダムアクセス可
┃ 毎日使って3〜5年OK
┃ 保管10年問題発生なし
┣━Mobile HDD ケースを買って組めば60G位迄可能
┃ 衝撃には注意要/寿命3〜5年
┣━USBメモリー ポケットについ入れて落としたり、基板を
┃ 割ったりというトラブルを起こし勝ち
┗━PCMCIA+メモリーカード 価格/汎用性でUSBメモリーに譲りますが
システム手帖にいれて持ち運べば安全?
【簡単に出来る部門での運用】
(紙を画像化したもの)
複製 同期
* スキャナ━>個人のPC━>専用ファイルサーバー<━>DVD-RAM
画像フォーマットとしてはマルチページTIFFが良いでしょう。 追記可能な
ソフトも存在しますし、多くの画像ビューワが対応していますので。
(個人が作成する文書/データベース類)
* 共有/保管がいるもの
複製/同期 同期
個人のPC━>廉価なNAS<━>個人PC<━>PCのHDD(当前日分)
┗━━━>Mobile HDD
同期 (当日分別の場所に保管)
* 作成途上/共有不要なもの
複製/同期 同期
個人のPC━>廉価なNAS<━>個人のPC━>Mobile HDD(別の場所に保管)
この環境では各自が社用として必要なデータをサーバーの指定フォルダ配下に複写して
おけば、2日前迄データが保証されます。
危機管理という面では離れた場所にバックアップがありますので、火災等に対しても
それなりの効果が期待出来ます。 どなたかいつも遅く帰る方が犠牲になればですが。
3万程度で160〜200GB程度のNASが市場に出ていますので、Mobile
HDDバックアップ迄を行っても機材費は10万掛からないと思います。
ただ、廉価なNASを使用する場合、環境によってはファイル名の交換性に伴う
問題を起こす事があります。 特にMac/UNIXの端末が存在する場合、注意が
必要です。 また、ファイル名の長さの制限があるものもありますので、この点も
注意がいります。 廉価なNASのOSはまずLinux系を使用していますので
Windows系との100%互換は保証出来ないはずです。 特殊文字やユーザー
定義文字は間違っても使わない事です。
【編集子の個人データバックアップ法】
*仕事上のデータ
編集子自身の個人作成データのバックアップについては社用/自宅用共に自製のPCを
使用しており、PCMCIAインターフェースがありますので、512MBのCFを
使用しています。 CFはフラッシュメモリーですので、同一箇所への書込み回数での
寿命がありますが、この上で全てのファイルを作成・更新しています。
社用PCでは完成した文書をPC上のフォルダにコピーし、退社時にサーバーフォルダと
同期を取るという方式を採っています。
自宅ではCF上で作業をし、最後に2台のPCの間で1日ずらして同期を取っています。
CFは128MBから使い始めましたが、すぐに容量不足に陥るので、未だ2年以上
同一媒体を使った事はありません。 只、今の処ノートラブルです。
【其の他の留意点】
ディジタル記録媒体には、紙の様な長期保管に最適な媒体というものは存在しないと
いう事を銘記しておいて下さい。 10年も経てば、その媒体が読める装置そのものが
調達出来なくなる可能性が高いのです。
長期保存を必要とする場合、4〜5年で常に最新の媒体に書き換えて行かねば
なりません。 又、保存されているディジタル文書についても同様の事が言えます。
同じ様に何年か毎に最新のアプリケーションのフォーマットに変換してやらねば、
せっかく蓄積したデータが一瞬にしてゴミの山に変わる危険性を孕んでいるのです。
特にリースバック/レンタルバックする際には、現有品についていたバックアップ装置、
出力装置で作った保存データが読める装置を次のシステムに用意しているかを必ず確認
して下さい。 これが新システム上に準備出来ない時は何等かの形で前以て全て変換を
しておかねばなりません。
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