================================================================================ ■■ ■ ■ 豆知識 Vol.04-08 ■ ■ ■ ■ ■ EasyRecovery 奥の手 ■ ■ ◆■■ ■■■ ■ ■ ■■◆ ■■ ■ ■ ■ ■ No.1 ■ ■ ■ ■ ■ ■■ ■ ■ ■ ■■ ■■ ■ ■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■■ ■ ■ ■■■■ ■■ ■ ■ ■■ ■ ■■◆ ■■ ■ ■ ■ ■ ■■ ■ ■ =============================================================2006.08.30========= 今回は弊社で販売しているOntrack EasyRecoveryの基本的な使い方やご質問の多い内容、 奥の手といったお話をしていきたいと思います。 −EasyRecoveryの基本− EasyRecoveryはデータ復旧ソフトウェアですが、ここで言う復旧とは、ファイルや フォルダ、パーティションを誤って削除してしまったり、フォーマットしてしまったり、 何らかの原因により突然媒体にアクセスできなくなり、ファイルが見れなくなった、 消えてしまった等、OSから認識できないファイルを回収することを指します。 このデータ復旧ソフトウェア EasyRecoveryには、DataRecovery版とProfessional版が 存在します。 −EasyRecovery DataRecovery版とProfessional版の違い− 対象: DataRecovery版は一般のPCユーザー向けの製品で、ファイルシステム等についての 知識がない方でも使用出来る範囲でまとめられたものです。 Professional版はソフトウェア、OS、ハードウェアに関する知識があるヘビー PCユーザや企業のIT/ヘルプデスク等傘下のPCを管理し、その上での異常修復を 行われる部門や顧客のPCの保守/修理サービスを行う方々にデータ復旧の為に 準備されたものです。 機能差: DataRecovery版は基本的な復旧機能のみ、Professional版はDataRecovery版よりも 高度な復旧機能+ファイル自体は存在するが開くことが出来なくなってしまった ファイルの修復機能+媒体をチェックする診断機能があります。 機能の詳細については、次の表をご覧ください。
| 機能比較表 | DataRecovery | Professional | |
| コンポーネント | ツール | ||
| Disk Diagonostics (診断機能) |
DriveTests | − | ○ |
| SMARTTests | − | ○ | |
| PartitionTests | − | ○ | |
| Data Recovery (復旧機能) |
StandardRecovery(*) | ○ | − |
| AdvancedRecovery(*) | − | ○ | |
| DeletedRecovery | ○ | ○ | |
| FormatRecovery | ○ | ○ | |
| RawRecovery | − | ○ | |
| ResumeRecovery | ○ | ○ | |
| FileRepair (修復機能) |
AccessRepair | − | ○ |
| ExcelRepair | − | ○ | |
| PowerPointRepair | − | ○ | |
| WordRepair | − | ○ | |
| ZipRepair | ○ | ○ | |
| EmailRepair (修復機能) |
OutlookRepair | − | ○ |
| OutlookExpressRepair | − | ○ | |
Professional版、DataRecovery版のお試し版として、各々Trial版がありますので、 先ずTrial版を試用し、お客様自身で判断していただくのが確実です。 −EasyRecoveryの具体的な使い方− 診断機能: EasyRecoveryはソフトウェアですので、物理障害には対応しておりません。 物理障害のやっかいな点は、動かせば動かすほど被害が拡大する可能性がある所です。 ですから、物理障害の場合はソフトウェアの使用はすぐさま中止し、クリーンベンチを 備えている弊社のラボでの復旧を検討していただきたいのですが、ではどうすれば 物理障害かどうかがわかるのか?という問題が発生します。異音や異臭、燃焼、水没、 通電していない、プラッターが回っていない等はまず物理障害を疑ってください。 再起動を繰り返したり、フリーズを何度も起こすような場合も危険な香りが漂います。 その他にも怪しいなと思ったら、EasyRecoveryのDisk Diagnostics(診断機能)を お試し下さい。特にDriveTestsにある精密診断がお勧めです。 例えばHDDでは、セクタという単位でその複数ある領域の情報を読み書きしていますが、 あるセクタがI/O Errorと呼ばれるInput(読み込み)もOutput(書き込み)も出来なく なってしまうエラーが発生した場合、DriveTestsの精密診断で発見することが出来ます。 エラーが発生した場合には早めの対処が必要です。まだまだ動くかもしれませんが、 いつうんともすんとも言わなくなるかは分かりません。まだ動くのであれば、重要な ファイルから他の媒体へ早急にバックアップすることが肝心です。 Diagnosticsカテゴリには、他にSMARTTestsとPartitionTestsがあります。 SMARTTestsは、Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology(自己監視診断 およびレポート技術)と呼ばれるハードディスクドライブのハードウェアに組み込まれた 特別なアルゴリズムを使用し、発生する可能性があるドライブの障害を予測します。 PartitionTestsは、ディスク上のファイルシステム構造を分析し、FATおよびNTFSの パーティションにおけるデータの整合性をチェックしますので、これらのツールも ご参考になると思います。 もし、これら2つの診断機能でエラーと診断された場合でも、DriveTestsで何もエラーが 検出されない場合のほとんどが、今すぐどうこうという深刻なエラーではないケース であり、重要なファイルのバックアップを取り、様子を見る程度でも構わないかも しれません。逆に、これら2つの診断機能で何も出なくても、DriveTestsでエラー が検出された場合は、上記のように素早く、確実な対処が必要です。 とにかく、ディスクの信頼度を検査するに一番相応しいツールは、DriveTestsと 覚えていただき、SMARTTests、PartitionTestsは補助としてお使いいただくのが 良いでしょう。 DiskDiagnosticsはProfessional版にしかありませんが、Trial版で使用することが 出来ますので、DataRecovery版をお買い求めの方も、Professional Trialを ダウンロードされておくといいかもしれません。 今回はEasyRecoveryの基本〜診断機能までお話しました。 肝心の復旧機能についてですが・・・次号に続きます。 以上 ================================================================================ Ontrack Data Recovery Service-- ======================================================豆知識===Vol.04-08=END====